ALL ABOUT ベーマガ

§6 APPENDIX


. あくまで簡単な説明 買えばもっとわかったのに .
イコンBASICマガジンとは

■電波新聞社より発刊されていた月刊パソコン・プログラム・ゲーム雑誌。
■1982年7月「ラジオの製作」より独立・創刊。
■1999年2月号で通巻200号を達成。
■2003年5月号を最後に休刊。
■発行部数は,28万6千部(96年5月)。パソコン雑誌で1位になったという過去も。
■リニューアルを重ねるうちに部数が落ちてしまい、(知られている)最低部数は3.6万部。

■姉妹紙にコンピュータ・ミュージックマガジンがあったが、本誌に吸収後、消滅。

電波新聞社販売部によれば、「中・高校生からパソコンの入門者をターゲットに役立つパソコンの使い方や、教育現場3,500人のIT指導の先生と密接に連動した世界で唯一の学生向けコンピュータ専門誌」だそうだ。

■「マイコンBASICマガジン」は「ベーマガ」と略され,読者に親しまれる。
■読者の中心は,中・高校生。男性が多いが、イラストの投稿に限っては女性も目立つ。

■創刊時には,ベーシック・プログラム投稿雑誌としてプログラムを載せるだけだったのが,20年の間に市販パソコンゲームの他,アーケード・ゲームやコンシューマ・ゲームも取り扱うようになる。

■ゲーム業界へ与えた影響は大きく,プログラムコーナーが多くのプログラマーを発掘したのをはじめとして,ゲーム攻略関連の記事でも,うる星あんず氏の連載「1000万点 ゼビウス大解析」は,もはやゲーム史に残る記事となり,山下章氏の連載「チャレンジ!アドベンチャーゲーム」は,アドベンチャー・ゲームブームの火付け役に。コンシューマ機ゲームでは,パズルゲーム「ぷよぷよ」ブームの火付け役になったのが印象深い。

■長年BASICだけを取り扱ってきたが、時代の流れとともにBASICだけでは難しくなったため、最近はC言語など、BASIC以外の言語も掲載した。

■投稿雑誌としての色合いが濃く、投稿するのとしないのとでは,面白さに差が出るといわれる。

他誌に名前が出てくる事がある。

■プログラム関連記事はジョルスが,ゲーム関連記事は攻略本で定評のある,スタジオベントスタッフが担当していた。



2002/05/14