ペーパー・アドベンチャー・コーナー掲載作品一覧ぺーぱーあどべんちゃーこーなーけいさいさくひんいちらん |
洞窟から脱出するアドベンチャー。突然落ちてくる岩をかわしたり、ヘビやコウモリなど危険な動物と戦いながら脱出を目指す。はじめて公開されるペーアドということもあり、規模は小さく作られているが、分岐点では必ず三択が用意されていて、分岐で運命を決めていく面白さは十分堪能できる。ただ、コピー対策と称して全く無意味な行があったり、パックマンやトプカプといったナムコのゲームキャラが突然登場してオチになったりという構成は、投稿コーナーの作例として見ると微妙。
誘拐されたガーマベ王国の王女ルイを救出するため、宇宙一の悪党・ジウコウヨ=ジンケの屋敷へ向かうアドベンチャー。ジャングルに限らず、山や川を突き進む荒々しいシーンが連続する。また、火炎竜や騎士などの敵に対し、拾った武器をうまく使って勝っていくことが必要になる。行数だけみると規模は大きめに見えるが、実はどのルートからも通らない(使ってない)行がなぜか30行もあるため、内容はそれほど長くない。
ストーリーは前号からの続きで、屋敷に入ったところからスタートする。全体的に作りが荒く、別人が作ったような印象。展開の変化に乏しく、同じモンスターと戦い続けたり、カギを何度も取ったりするのは、あまりいい構成とは言えない。同じ内容の行が連続で並んでいるのも印象が良くない。ボスの前で何度でも剣を素振りできるのは面白い。
初の投稿作品(と言っても、作者は後にラ製の他、ベーマガでも記事やカットを書いている古川修氏)。宇宙刑事ガリバンとなって、悪の組織ワルーのボス「ドン・ホラーフキ」が作り出した異次元空間から脱出するアドベンチャー。相棒の女宇宙刑事ババーも救出する。全編コメディで選択肢もふざけたものばかり。ノリについていければ楽しめるかも。ゲームオーバーの使い回しが少ないのは良い。この作品以降、TV番組のパロディは不採用になった。
“アンコニオ・猪突(イノツキ)”とプロレスで戦う格闘もの。猪突は名前もイラストも、どう見てもアントニオ猪木をモデルにしているが、設定上はコニシキのようなアンコ型のレスラーということになっている。猪突は基本的に強く、実はどうやっても勝つことが出来ないが、技をかけたり場外へ出たりと、闘いの過程だけで十分楽しめる。もたもたしていると、TV中継が終わってしまう演出がよい。
この作品以降はすべて投稿によるもの。尾張の大名として、兵や年貢を増やすなど指示を出しながら、他軍を倒していく。アドベンチャーというより、シミュレーション・ゲームに近い構成。誤ったルートに入ってもすぐにゲーム・オーバーにならず、ある程度はストーリーが進行するようになっている。
試験勉強中に迷い込んだ異世界から脱出するSFアドベンチャー。マンモスや地底人のいるパラレルワールド(夢で見た世界かもしれないが)からタイムマシンに乗って脱出しなければならない。あまり深く考えずに遊ぶべき作品。「見る」の選択肢が多めに用意されていて、ペーアドとしては丁寧に作られている印象。
うまく立ち回ってS国の役人となり、姫との結婚を目指すアドベンチャー。フェアリー、地底人、ピストル、胃薬、ブラックホール……夢の中らしく、節操なく様々なものが登場する。脈絡がなさ過ぎる感もあるが、気軽に楽しめるという点では良いのかもしれない。この号はカットのかわりに、没になった投稿作品の一部が掲載されている。
さらわれた妹を救うためDERMONS WORLDを旅するアドベンチャー。悪魔や怪物を倒しながら、寒冷地獄に灼熱地獄、四次元空間を越え、JIPANGへと向かわなければならない。イラストでは武骨で凶悪そうに書かれている悪魔は、会話シーンになると妙に善良で、そのギャップが面白い。不条理な死を含め、脈絡のない展開がやや多く、しかもクリアまでの道のりが長いので、かなり難しい作品。選択肢が2箇所抜け落ちたため、翌号で訂正している。
女性による投稿作品。悪魔に囚われた少女マチルダを救うため、悪魔の要塞へ潜入するアドベンチャー。サザンオールスターズの「マチルダBABY」を下地にしたそうで、一部に歌詞の断片が見られる。作者によるかわいらしいイラスト付きだが、まんじゅうを満月と勘違いしてオオカミ男が強くなったり、道にイチジク浣腸が落ちていたりと、奇妙なセンスが光る。行数はそこそこあるが、クリアまでの手順は短めで簡単な部類に入る。
小型衛星デイモスを支配している大悪党・ウィケッドを倒すことが目的のSFアドベンチャー。物語は、デイモスへの潜入に失敗し、牢屋へ捕らえられた状態からスタートする。不条理な死がやや多いが、どのシーンでも「見る」など、慎重な選択肢を選んでいけば、ゲームオーバーは大体回避できる。ラストで逃げるウィケッドへの対処を間違うと、自分もウィケッドも死んで終わるマルチエンディングのようなパターンが用意されている。SF的な設定にもかかわらず、ご飯を山盛りにした茶碗と、それに箸を添えたカットが笑える。