ペーパーアドベンチャーは、遊び方をくどくど説明するよりも実際に見た方が早いと考え、ブラウザ上でベーマガの誌面を再現してみました。ブラウザは視野が狭く行番号を探しにくいため、現在地を示すオレンジ色の四角を加え、さらに選択肢をクリックすることで自動的にジャンプ先までスクロールするようにしました。これは、[JS]簡単に設置できるページ内をスムーズにスクロールできるスクリプト -Page Scroller ver.3によるものです。
Javascriptとcssをある程度普通に解釈できるブラウザが必要です。WinXP版のFirefox 3、Internet Explorer 7、Google Chrome、Safari3、Opera9.6、Wii版Operaで動作確認しています。フォントサイズの設定が14pt以下になっている場合、段落が崩れて文章が見づらくなることがありますので、ブラウザの設定を修正するか、心の中で本来のレイアウトを想像しながら見て下さい。なお、Internet Explorerのフォントは言語セットが「日本語」ではなく「ラテン語基本」の設定が使われる事があります。
掲載時の雰囲気を伝えるべく作成しましたが、ブラウザで表現するにあたり、実際の物とは下記のような違いがあります。
また、ブラウザ上で快適に遊ぶために加えた要素があります。
なお、作品の内容(シナリオ・カット)はオリジナルのもので、過去に掲載されたものではありません。
選択肢のリンクをクリックしたときに、スムースにスクロールして該当行まで移動するようになっていますが、一瞬で該当行らしき場所までジャンプしている場合はスクリプトが動作していません。この状態では、横方向へのスクロールが出来ませんので、ブラウザの設定を変更してスクリプトの実行を許可するか、全部手動でスクロールさせて読み進めて下さい。
ブラウザのページ表示域を小さくして下さい。
Page Scrollerの仕様で、スクロール中にクリックすると止まるようになっています。止まっているようで実はスクロールしようと頑張っていることもありますので、しばらく眺めてみて、それでも動かない時は手動でお願いします。選択肢は単なるリンクですので、オレンジ色のカーソルが行番号にあっていない時でも、そのまま選びたい選択肢を選んでゲームを進めて下さい。
自動スクロールの動きが停止する前にスクロールバーを動かすと発生します。もう少し待ってみて下さい。
過去に通過した行の履歴や所持アイテムをリスト表示するなど、様々な便利機能が考えられますが、今回はあくまで誌面の再現が目的ですので、現在実装されている機能程度に留めておきました。紙上で感じた不便さの一端を味わっていただきたいと思います。
移植版は現在のところ「ケンヅョウコウヅの館」1作品だけです。
形式は異なりますが、NextBMさんで募集されています。A.A.ベーマガでも受け付けないこともないですが、様子見です。
手塚先生ごめんなさい。
単純な一本道ではない事から、中期(86年)以降に採用された作品と言えるでしょう。ページのレイアウトは、87年11月号か88年12月号(カットが1枚+「投稿まってます」)に掲載されたペーアド・コーナーに近いと言えます。
ゲームとしては、ヒントからの行番号の割り出しや迷路のマッピングといったオーソドックスな要素を含みつつも、繰り返されるやり取りの中から脱出するような癖の強いシーンも用意されており、遊び応え十分の作品になっていると思います。難度はやや高いかもしれませんが、ゲームオーバーが頻発するタイプではないため、クリアするまでにやり直す回数はそれほど多くないでしょう。
シナリオは雲石斎鞭浄(うんこくさいべんじょう)氏によるものです。下ネタは雲石斎鞭浄氏の作風です。カットを書いたのは本名吉野(管理人)です。投稿プログラムコーナーのタイトル横イラストでおなじみの上野曙美さん風で書こうと思ったのですが、ケンヅョウ氏の似顔絵を入れたため中途半端になってしまった感があります。周囲に浮いているのは萩○月のつもりですよ!!
ちょっと意地悪な所もありますが、落ち着いてやれば必ず解けます。1箇所だけ自動スクロール機能に頼らず、手動になるシーンがあります。
あえてそうしている可能性が高いです。
見城先生ごめんなさい。