ベニー松山べにーまつやま |
今回からベーマガで執筆することになった(90.4p247)」と言いながら登場。「俺を信じてコレを買え」の連載が好評を博したが、一般的には某ファミコン誌連載の「ウィザードリィ友の会」をはじめとする、『ウィザードリィ』関連の活躍の方が知られているかもしれない。「ベニ松」と略す事がある。
代表作 | 小説『隣り合わせの灰と青春』 |
小説『風よ。龍に届いているか』 | |
小説『ウィザードリィ小説アンソロジー』(「不死王」) | |
GB用ゲーム『ウィザードリィ・外伝II~古代皇帝の呪い』(シナリオ担当) | |
PS用ゲーム『BASTARD!!-虚ろなる神々の器-』(シナリオ担当) |
▲隣り合わせの灰と青春 | ▲ウィザードリィ小説 アンソロジー |
日進月歩の電脳業界において、時代の波に呑み込まれてしまった数々の秀作ソフト――それも読者諸兄が購入するに足る佳作を毎月紹介(93.1)していくコーナー。第4回から「売れセンだけどもコレもヤレ!」で比較的メジャーな作品も扱う。本文の大半がゲーム内容の説明ではなく“俺”=ベニー松山氏自身の近況で埋まっていたり、カラーページへ掲載されることに異様なこだわりを見せるなど、少々変わっている。ベニー松山氏の
信念によって運営される(93.1)が、紹介するゲームを最初からエンディングまでやり直してから紹介するために時間がかかり、よく休載した。この休載癖は、のちの俺コレシリーズに継承されていく。
年 | 月 | 回 | 題材 | 形態 | 内容 |
---|---|---|---|---|---|
93 | 1 | 1 | ダークロード | カラー1p | タイトルの最後に「!」がついていた。 |
93 | 2 | 2 | 重装機兵レイノス | カラー1p | |
93 | 4 | 3 | ファミコン探偵倶楽部2 | カラー2p | |
93 | 5 | 4 | ヒットラーの復活 | カラー2p | 「売れヤレ」設立。ロックマン。 |
93 | 6 | 5 | メタルストーカー | 白黒2p | 隠しメッセージ有。おかげで呪われて白黒2P。 |
93 | 8 | 6 | スタークルーザー | カラー2p | このあと「売れヤレ」が少しの間休載。 |
93 | 9 | 7 | ファミリーテニス | カラー2p | ゴキブリ前編。内容は「バトル・オブ・ファミテニ」。 |
93 | 10 | 8 | カエルの為に鐘は鳴る | 黄色2p | ゴキブリ後編。 |
93 | 12 | 9 | 悪魔城伝説 | カラー2p | 「ドラキュラ2」のほうに多く触れている。 |
94 | 2 | 10 | プロフットボール | カラー2p | 「売れヤレ」復活。でも、実は最終回。 |
年 | 月 | 回 | 題材 | 内容 |
---|---|---|---|---|
94 | 10 | 1 | ゼルダの伝説・夢を見る島 | ここより「ザ・ポーラスター編」。「俺ヨメ」有り。 |
94 | 11 | 2 | パイロットウィングス | 沖縄での小学生とのからみが1P。 |
95 | 1 | 3 | シャドウラン | 取り上げるハズの「ヘラクレス~」はいづこへ。 |
「幸福連載(読めたら幸せ者の意)」(95.7)。内容は第1・2弾の俺コレと同じ。“彗星”が示す「不吉」という意味そのままに、たったの1回で終了してしまい、連載が成立していない。
「楕円軌道連載ってのもうまく肩の力が抜けててグッド!」(95.7)などと、のんきに言っている場合ではなかった。
年 | 月 | 回 | 題材 | 内容 |
---|---|---|---|---|
95 | 7 | 1 | 第4次スーパーロボット大戦 | 突如「ザ・ハレー彗星」。意味は「不吉」。あまりにハマリすぎ。 |
ライトな視点で世相を斬り、読後にハッカのような清涼感を残そう(96.1)ということから由来。
過去のシリーズとは趣を変え、コンピュータゲーム以外のジャンルからもおもしろいネタを紹介する(96.1)ようだったが、結局は「マジック・ザ・ギャザリング」ばかりを取り上げ、仲みゆき氏いわく「ギャザコレ」状態に。しかし、毎月きちんと掲載されていたため「休載の俺コレ」というイメージは脱した。
年 | 月 | 回 | 題材 | 内容 |
---|---|---|---|---|
96 | 1 | 1 | M:TG | 「やあやあ、俺だ俺だベニ松だ」が書き出しになる。応用あり。 |
96 | 2 | 2 | M:TG | この回まで「M:TG」表記。 |
96 | 3 | 3 | M:tG | スペシャルのためカラー2P。前は通常2Pだったのに。 |
96 | 5 | 4 | M:tG | 大増ページでもないのに、タイトルにスペシャルがつく。 |
96 | 6 | 5 | M:tG | スペシャルのためカラー2P。 |
96 | 7 | 6 | M:tG | 通算20回である事を知ってか知らずか、過去の俺コレを振り返っている。 |
96 | 8 | 7 | M:tG | M:tG日本選手権予選敗退。 |
96 | 9 | 8 | M:tG | |
96 | 10 | 9 | バスタード | 今月のお題がタイトル横に書かれる。 |
96 | 11 | 10 | M:tG | いつもの書き出しがない。 |
96 | 12 | 11 | トレーディングカード | 突如トレカ入門講座をひらく。書き出しが「ベニ松である」に。 |
97 | 1 | 12 | バスタード | |
97 | 2 | 13 | ウルトラゲート | |
97 | 4 | 14 | M:tG | 先月休んだ理由が述べられている。 |
97 | 5 | 15 | M:tG | こんな写真ばっかり。 |
97 | 6 | 16 | M:tG | 30回記念はやらず。 |
97 | 7 | 17 | M:tG | まさかのカラー2P。MQカップ優勝記念か。参加出版社全体のレベルが怪しいが、とにかく優勝でヤッホティヒィハァ! |
97 | 8 | 18 | M:tG | 一橋大学で行われたフルコモントーナメントにゲストとして出る。成績は12勝13敗。 |
97 | 9 | 19 | M:tG | 10年ぶり語学のテストをくぐりぬけた。カード紹介が遅れたのでやや趣を変える。 |
97 | 10 | 20 | M:tG | M:tGが十分メジャーになったことを理由にスーパーライトメンソールの終了を宣言。 |
毎回いろいろな人と決闘し、そのなかで芽生える友情をつかみ取りつつも、戦いの中ではいかに愉快な対戦をくりひろげ、かつ漢をみせられるか(98.1)……という、なんだかよくわからない内容。対戦の様子は対話形式で再現され、その中で出てくる専門用語は実況用語解説で細かく解説しているほか、インタビュー、今月の鍵など対戦内容をフォローするコラムがある。かなり不定期な連載。