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BM特選投稿プログラム・コーナー

べーまがとくせんとうこうぷろぐらむこーなー

BM特選プログラム・コーナー
べーまがとくせんぷろぐらむこーなー
 読者から投稿されたプログラムを掲載するコーナー。創刊前から休刊まで休むことなく続いた、まさにベーマガの核。
 「ロードがしやすい、短く、しかも楽しい内容のプログラム」を採用の基準とし、多くの人にプログラミングの楽しさを伝える役割を担った。
 誌面レイアウトの関係で出来た空きスペースには、読者の投稿イラストハガキが掲載され、編集部4コマなどでにぎわった。また、ページの下段にはOFコーナーもあり、上から下まで投稿ずくめであった。
 別冊「マイコンBASICマガジンデラックス」シリーズは、このコーナーをまとめたもの。
投稿プログラム
とうこうぷろぐらむ
 読者が投稿したプログラム・リストと原稿のこと。一部、編集部から依頼されてライターが投稿(という形で)したプログラムもあった。
 BM特選投稿プログラム・コーナーに採用された際には原稿料として1万円(源泉徴収により9000円)が与えられ、常連の中にはその原稿料であらたな機種を購入した者もいたという。
 なお、掲載された投稿プログラムの著作権は電波新聞社にあるが、ネット上で公開する場合は、そのプログラムの掲載場所(号・ページ)も併記するという条件で投稿者本人に限り認められる(という事になっていた。休刊以降、どういった扱いになっているか不明)。
CHECKER FLAG
ちぇっかーふらぐ
 各投稿プログラムページに作られる小コーナー。プログラムの出来やゲーム自体の面白さについて、Dr.Dを中心とした編集部員が(比較的真面目に)講評する。
 コーナーの大きさは誌面スペースの都合で変化し、長いときは20行以上あるが、短いときは3行程度だったり、コーナー自体がなかったりする。ポケコンなど機種よっては、はじめからCHECKER FLAGを載せる気がなさそうな場合もある。
 講評は編集部員ごとに役割分担されており(例外も多いが)、Dr.Dはプログラムの具体的なテクニックに関する部分、編さんは投稿者についての補足や機種ごとの投稿状況の説明、影さんはゲームを実際に遊んでみた時の感想を担当している。つぐ美ちゃんは影さんと似た役割を果たすこともあるが、基本的には登場しない。
チェッカーズ
ちぇっかーず
 投稿されたプログラムをチェックする人達の総称。ライターやバイト学生など多くの人が関わっていたとみられるが、名前や人数など一切公表されていない。コーナー名の「CHECKER FLAG」は、ここから発想したタイトルと考えられる。
ランダム・コーナー
らんだむこーなー
 投稿数が減り、毎号掲載されなくなった機種がたまに載るときに突発的に作られるコーナー。通常、投稿プログラムの掲載順は使用機種名のアルファベット順になるが、このコーナーの対象になると、実用プログラムのように後ろの方へ移動してしまう。
上野曙美
うえの
 投稿プログラムのタイトル横などプログラム関係コーナーで多くの挿絵を担当したイラストレーター。ピンからキリまである多種多様な投稿作品を、20年以上も休むことなく全てイラスト化したのは驚異的。85年7月号P.69のOFで名前が紹介されているが、それ以外の情報は誌面には載っておらず、ほとんど謎の人物と言っていい状態である。
 2014年9月20日、食道がんにより永眠。享年67歳。(甥のDEWさんから連絡いただきました)
2014/12/05

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