ALL ABOUT ベーマガ

新・読者の闘技場

しん・どくしゃのとうぎじょう

新・読者の闘技場
しん・どくしゃのとうぎじょう
 のちに「読者と戦っていたと言うより赤烏龍吉一人と戦っていた」と言われた読者の闘技場第2部。90年11月号から91年10月号まで連載。前回のネタの中心だった、マンガネタ・ライターネタは基本的に禁止となり、ゲームに関連したネタを募集。
 「一般ギャグ部門」「体感ゲーム予想部門」「ストーリー部門」「文字ネタ部門」の4部門に分かれており、それぞれ掲載されると金賞で5EXP、佳作で2EXP(ストーリー部門・文字ネタ部門は3EXP)の経験値を与えられ、その経験値で順位を競う。優勝賞品は、スーパーファミコン本体とソフト1本(SDグレイトバトル(91.5p285)ボンバザル(91.6p285))。
 初代闘技場の名残で、経験値が一定値たまるとレベルが上昇するが、掲載時に投稿者の名前(の文字)が拡大するだけで、景品は貰えない。
 特別ルールとして、毎月1枚だけ選出される「今月の大ボケ」に選ばれた投稿者は、他の競技者1人にエナジー・ドレインをかけ、対象者のレベルを下げる(経験値を減らす)ことができる。これによって、戦いはさらに熾烈を極めること(90.12p267)になる……ハズだったが、そもそも大ボケに選ばれるような人は、エナジー・ドレインの相手に誰を指名するか、ということでさえもボケており、機能しないことが多かった。
 開催期間中に『ストリートファイター2』が登場し、なにからなにまでスト2一色。それ以外のネタと言えば、担当者と投稿者の貶し合いや誤字指摘ばかりと、散々な内容。

1タイトル・ロゴ 「新・」がついただけで、あとは初代と同じ。
2リード文 闘技場の内容に触れていない場合がある。その場合は5に。
3担当者名 最後まで「あかがらすたつきち」のふりがな付き。
4佳作のハガキ 大きさは中くらいだが、7のハガキと同じEXPしか貰えない。
5一般ギャグ部門の金賞のハガキ 
6佳作のコメント この場所にリード文(のような文)が書かれることがある。
7佳作のハガキ 大きさは違うが、価値は4と同じ。ある意味、コメントがないだけ、こっちのほうがマシかもしれない。 8コーナー名 コーナーの配置は投稿枚数によってときどき変わる。
9ストーリー部門の金賞のハガキ 
10ストーリー部門の佳作へのコメント 3枚を一緒にしてコメントしている。
誌面 11体感ゲーム大予想部門の金賞のハガキ 金賞というか、投稿がこれ一枚しかないことも。
12文字ネタ部門の金賞のハガキ この位置の部門は、一般ギャグ部門とは逆で、左端が金賞扱いになる。
13レベルアップ一覧表 
14新・闘技場参加之掟 優勝者には『ボンバザル』を授与してその栄誉を讃える…などが書いてある。
15今月の大ボケのハガキ エナ・ドレが云々より「今月のオチ」みたいな存在。
16エナジー・ドレイン情報 今月のエナ・ドレの結果が書かれる。
新・読者の闘技場 最終順位
順位ペンネームEXP代表的なネタ
1K・K58 ガイル少佐の転職先は外務省さ(91.10)
2陽の字42-9プリンス・オブ・イラク ちょっと難しいかな……(90.11)
3魔法使い!すがの41-16クイズ記憶を忘れました これはあやしい(91.6)
4ヒャダルコビデ男40 大河ドラマ 大河ー(91.10)
5オイデA$U32 君は常人信者君!! のってたまるか口車(91.3)
6コレラキン29 ぶるるい ほふう(90.12)
7あーる・ないん26 Q.5面の背の高いヤツに勝てません(91.10)
8山村真25 クイズ宿題を忘れましたよし家に取りに帰れ(91.7)
9ASUKA21 鉄腕アドル(91.1)
10ときめきドラえもり20 最後の竜に捧げる歌丸師匠(91.5)
楠健吾20 ふしぎなブロビー(90.12他)
赤烏龍吉
あかがらすたつきち
 「新・読者の闘技場」専門ライター。口が悪い。正体についてさまざまな憶測が飛び交っているが、いまだに何者か分かっていない。
2007/12/04

_