ALL ABOUT ベーマガ

あくせすroom

あくせするーむ

843連載開始
  第1期
  
 11第2期
  
8511第3期
  
881第4期
  
891第5期
  
904第6期
  
931第7期
  
942第8期
  
951第9期
  
 12第10期
  
977第11期
  
982第12期
  
997「Mebius Link」開始で休載
  
0012第13期
  
015第14期
  
035連載終了
あくせすroom
あくせするーむ
 84年3月号から休刊するまで連載が続いていた(途中中断あり)長寿コーナー。タイトルの由来は不明。時期によって内容が異なるため、ここでは分けて解説。
第1期
(84年3月号~84年10月号)
 プログラムコーナーの最終ページに掲載。プログラムを投稿してくださった人の名前を中心に、プログラム・チェックで惜しくも採用されなかった人(明日のSTAR PROGRAMMERコーナー)、そして編集部の独断と偏見で選んだ今月のNo.1プログラマー(PROGRAMER OF THE MONTH)を紹介(84.3p168)する。

84年3月号 6月号から「25キャンペーン」の告知に使われたため、若干レイアウトが異なる場合も。
1……PROGRAMER OF THE MONTH
2……明日のSTAR PROGRAMMER紹介 律儀に全員「~君」と敬称が付けられている(86年2月号まで)
3……投稿ありがとうコーナー 2ページ目にまたいで紹介
4……Random Access Message ベーマガ主催ではないプログラムコンテストの結果発表などが掲載されている。ちなみにこのタイトルがついているのは第1回目のみ
PROGRAMER OF THE MONTH
ぷろぐらまー・おぶ・ざ・まんす
 その号に掲載された投稿作品の中で、最も優れたプログラムを作成した投稿者を、編集部員の会話形式で選ぶコーナー。選ばれた投稿者および作品は「今月のNo.1プログラマー」や「優秀作品」などと呼ばれる(86年11月号以後「ベスト・プログラマー」)。会話の中で、最近の投稿プログラムの傾向を知ることも出来るので、ここを読むことが採用の近道となる。
明日のSTAR PROGRAMMER
あすのすたー・ぷろぐらまー
 その号で惜しくもボツになった作品のタイトルと作者名を掲載するコーナー。ここに名前が載った後、数ヶ月後に採用されることもある。なぜか「PROGRAMMER」のスペルがここだけ英式(87年12月号まで)。
投稿ありがとう
とうこうありがとう
 その月に編集部に届いた作品の投稿者の名前(の一部)がわかる。それ以上の意味は特にない。最後に付けられる文は「ほかたくさんの人からの応募がありました。どうもありがとう!!(84.3p169)」、「全員紹介しきれなくてゴメンなさい!他にもたくさんの方からの応募がありました。どうもありがとう!!(84.11p170)」「まだまだたくさんの人たちの投稿がありました。全員紹介できなくてゴメンネ!これからも、どしどし投稿してくださいネ!
THEベストプログラマー
ざ・べすとぷろぐらまー
 84年5月号からの「25キャンペーン」企画の一つ。読者投票によって、それぞれの機種の中で最も優れたプログラマーを選出するという一種のコンテスト。85年10月号で結果発表。50号キャンペーンでも同内容のコンテストを行っている。「PROGRAMER OF THE MONTH」で、優秀作品の作者を「ベスト・プログラマー」と呼ぶようになったのはこのコーナーの名残り。
第2期
(84年11月号~85年10月号)
 第1期と内容は同じだが、1ページに縮小され、掲載場所が後付広告の前まで後退した。
第3期
(85年11月号~87年12月号)
 第2期と内容もページ数も同じだが、掲載場所が投稿プログラムコーナーのすぐ後ろまで戻った。
第4期
(88年1月号~88年12月号)
あくせすROOM 88年1月号  87年11月号で予告後のリニューアル。読者のアイデアで「THE BEST PROGRAMER!(ザ・ベスト・プログラマー・インタビュー)」と「読者のあくせすコーナー」が新たに作られた。また、タイトルの「room」が大文字に変更されている。
1……THE BEST PROGRAMER! 
2……読者のあくせすコーナー 
3……明日のSTAR PROGRAMMER 数がかなり減っている
4……投稿ありがとう!! 

THE BEST PROGRAMER!
ざ・べすとぷろぐらまー!
 その号で最も優れた作品のプログラマーに編さんがインタビューするコーナー。パソコン歴が何年か、普段どんなことに気を付けてプログラムを作っているか等を知ることが出来る。
読者のあくせすコーナー
どくしゃのあくせすこーなー
 読者同士の意見交換の場として作られたコーナー。主にサークルや同人誌の告知に使われた。
第5期
(89年1月号~90年3月号)
あくせすROOM 89年1月号  何を思ったか、ここで急にベスト・プログラマーの選出をやめてしまう。第4期に作られた「読者のあくせすコーナー」は、投稿内容にあわせて「サークル紹介」コーナーと「読者の伝言板」コーナーへと分割され、「読者のあくせすコーナー」というタイトルは消滅。ただし、「サークル紹介」への投稿が予想より多かったらしく、89年10月号から90年2月号の間は読者の伝言板」が掲載されていない。

1……サークル紹介 
2……読者の伝言板 伝言板に紙が貼ってあるイメージ。ちょっとヨレヨレなのが気になる
3……明日のSTAR PROGRAMMER
4……投稿ありがとう 

サークル紹介
さーくるしょうかい
 タイトルそのままのコーナー。月に1・2個のサークルが紹介(というか募集)されていた。
読者の伝言板
どくしゃのでんごんばん
 個人で作ったゲーム攻略本など、同人誌の告知を掲載。「読者の」と冠しているにもかかわらず、編集部のアルバイト募集記事が載っていたことも(89年5・6月号)。
第6期
(90年4月号~92年12月号)
あくせすROOM 90年6月号  本誌の大判化と共に大幅リニューアル。見開き2ページとなり、イラストコーナーが作られる。また、同じくリニューアルした「BASIC MAGAZINE HOT INFORMATION」が新製品紹介コーナーに変わったため、関係のなくなった「BMスーパークイズ」「お楽しみプレゼント」「で・ば・ぐ」がこちらへ移動。掲載場所もプログラムコーナーから離れ、後付広告前へと移動した。
 92年10月号以降はやや変則的なレイアウトで、見開きでなくなったり、掲載ハガキが小さくなったりしている。
1……サークル紹介 これは相変わらず
2……投稿ありがとう 縦幅が縮む場合もあり
3……BMスーパークイズ ウォーレットの写真が載っていたり無かったり
4……影さんの「読者のハガキは神様です」 やや特殊に見えるハガキの配置は毎号同じ。90年5月号ではこのコーナー宛に150通も投稿があったとのこと。
5……お楽しみプレゼントで・ば・ぐなど 1・2・3・5の大きさや場所は流動的
影さんの「読者のハガキは神様です」
かげさんのどくしゃのはがきはかみさまです
 略称「影神」。読者のみなさんから毎月たくさんのイラスト・ハガキが送られてくるのに、掲載できるところというと、特選プログラム・コーナーのあきスペースだけ。それではかわいそう、というわけで、(90.4p286)作られたイラストコーナー。「影さんの」とあるが、これはリード文を影さんが担当しているだけで、ハガキへのコメントは編集部員全員によるもの。投稿内容は基本的にプログラムに載っているハガキと変わりないが、編集部員によるコメントが気のきいた物になっている。90年11月号だけ、酔いつぶれた影さんに代わって編さんが担当。タイトルも「編さんの~」に変わっている。92年3月号からタイトルが“影さんの「読者のハガキは神様ですぅ」”に変更されている(理由は不明)。
第7期
(93年1月号~94年1月号)
あくせすROOM 93年1月号と4月号  93年1月号から後半ページが編集部の手から離れたため、担当も影さんから服部陽一郎に。BMスーパークイズが廃止され、かわりにイラスト掲載スペースが大幅に拡大、文字投稿も掲載するようになった。ちなみに同号から「PROGRAMER OF THE MONTH」が単独コーナーとして復活し、第6期まであくせすROOMにあった「投稿ありがとう」と「で・ば・ぐ」もそちらへ移動。
1……読者の言いたい放題 最大でページの3分の1くらい
2……おたのしみプレゼント 広告を含む場合も
3……激筆☆闘巧野郎!! ハガキのレイアウトや大きさ、採用枚数は毎号バラバラ

読者の言いたい放題
どくしゃのいいたいほうだい
 OFに投稿されたものの、内容が普通(?)だったために没になりかけたハガキを掲載しているような文字投稿コーナー。採用ハガキに対するコメントもいたって普通の内容。93年1月号と3月号は「担当」として服部陽一郎がコメントをつけているが、2月号にはなく、4月号以降は編集部員がコメントしている。OFの拡大版か読ホンの小規模版といったところ。
激筆☆闘巧野郎!!
げきひつ☆とうこうやろう!!
 投稿イラストコーナー。編集部関連のイラストが多かった“影さんの「読者のハガキは神様です」”とは採用基準が異なり、主としてゲーム関連のイラストを採用。このコーナーが出来たことによって、イラストが、SHHIに連載している会社のゲームの場合は該当するコーナーへ、それ以外は「激筆☆闘巧野郎!!」へ投稿するという流れが出来た。結果、これまで少なかったコンシューマ機用ゲームのイラストが非常に増えた。93年1月号は「イラスト・コーナー」というタイトル。
第8期
(94年2月号~94年12月号)
あくせすROOM 94年8月号  「読者の言いたい放題」がなくなり、「激筆☆闘巧野郎!!」は規模縮小。かわりにナンの変哲もない「お知らせ」が幅をきかせるようになる。基本2ページだが、2・3・5・12月号は1ページ。

1……おたのしみプレゼント 
2……お知らせ レイアウトが異なることもある
3……激筆☆闘巧野郎!! ハガキが整然と並べられている。図では12枚のレイアウトだが、94年12月号はたったの2枚!

第9期
(95年1月号~95年11月号)
 95年1月号で「創刊150号記念キャンペーン大プレゼント」が別コーナーとして掲載されたのを機に、以後「おたのしみプレゼント」がコーナーとして独立。そのため、あくせすROOMは完全に1ページに縮小され、「お知らせ」+「激筆☆闘巧野郎!!」の体勢に。ただし、4月号のみ「おたのしみプレゼント」を含む。ちなみに、第8・9・10期のタイトルロゴは全く同じデザインに見えるが、95年9月号で一度マイナーチェンジをしており、ちりばめられた星の数や大きさが異なる。しかも、よく見ると「ROOM」周辺の円の色の濃さが号によってバラバラで、第9期以降はほとんど背景と同化して円がわからなくなってしまう。
第10期
(95年12月号~97年6月号)
あくせすROOM 95年12月号 「お知らせ」が「ENTERTAINMENT SIDE INFORMATION」の名で単独コーナーになったため、「激筆☆闘巧野郎!!」だけになる。これにより、11年前から内容に変更があっても特に言及されなかった「あくせすROOM」の定義が「読者のみなさんが創るページ(95.12p186)」へと明確に変更された。また、「サークル紹介」と「読者の伝言板」が、コーナー枠はないものの、投稿の募集を再開した。97年1月号で、タイトルロゴと「激筆☆投稿野郎!!」の文字が変更されているが、内容は全く同じ。
第11期
(97年7月号~97年12月号)
 「お便り募集中」の上に、担当者が書かれるようになる。ちなみに、7月号から順に「つぐ美ちゃん」「編さん」「つぐ美ちゃん」「つぐ美ちゃん」「編さん」「つぐ美ちゃん」。編さんはともかく、つぐ美ちゃんは自分で「ちゃん」付けしているのだろうか。
第12期
(98年2月号~99年6月号)
あくせすROOM 98年3月号 投稿イラストを掲載している事に変わりはないが、新たに横イラスト掲載枠「今月の横」と、若干大きさの違う縦ハガキの掲載枠(右上)ができている。また、「激筆☆闘巧野郎!!」が「激筆★投稿野郎!!&お嬢様。」に変わっている。
 タイトルの後ろや右隅にある、○と×の模様は一体なんなのだろう……。
激筆★投稿野郎!!&お嬢様。
げきひつ★とうこうやろう!!&おじょうさま。
 「激筆☆闘巧野郎!!」から、タイトルが変更されて出来たコーナー。「お嬢様。」が加えられただけでなく、「☆」から「★」、「闘巧」から「投稿」に変わっている。ところで、「闘巧」とは何なのだろう。そして、「野郎」の対義語が「お嬢様」でよいのか。そもそもこの時期の「あくせすROOM」は、このコーナーだけだが、あえてタイトルを付ける意味はあるのか? 募集告知でも、宛先は「あくせすROOM」で投稿することになっている。コーナー名ではないのだろうか。謎だ。
第13期
(2000年12月号~2001年3月号)
 200号リニューアルの影響で消滅していたあくせすROOMが、222号を記念して復活。以前に比べ、編集部と読者が歩み寄る形の構成となり、コーナーの人気ランキングを掲載する「記事人気。」、次号予告を掲載するというある奇跡的なコーナー「ただいま準備中」が作られた。他に、「OOF」など。
記事人気。
きじにんき。
 愛読者カードの「よかった記事」「つまらなかった記事」の集計結果を公開するコーナー。順位が明確になった事で、贔屓のコーナーに組織票を投じて無理矢理ランキング上位に上げ、それによってさらに票を獲得、行く行くは増ページ……などの展開も考えられたが、定着する前に終了してしまう。それにしても、後半のゲーム関連記事が弱い。
ただいま準備中
ただいまじゅんびちゅう
 次号予告を掲載しているコーナー……と言いたいが、あくまで「準備をしている企画」の紹介。実際に掲載された記事は、およそ半分。残り半分は、次号次号…とずれ込んでしまい、結局お蔵入りになった模様。他に、次号向けに投稿すると採用されやすいキーワードが載っていて、こちらはなかなか有用。
OOF
だぶるおーえふ
 ベーマガのOFコーナーからさらにはみ出したお便りを掲載する所、それがオーバーフローOF、略してOOF(2000.12p175)。基本的には、第7期の「読者の言いたい放題」と同じ。愛読者カードの記事欄をそのまま掲載することで、ハガキの落書きなども紹介できるようになった。
投稿秘伝
とうこうひでん
 投稿に関する秘伝を紹介。題材は、2000年12月号から順に「愛読者カードの切り取り方」「宛先住所の書き方」「推奨する画材」「封筒で投稿する際の注意//愛読者カードの書き方」。
第14期
(2001年5月号~)
 お馴染みの(?)リニューアルによって1度休載した後、タイトルロゴを一新して再開。投稿促進がテーマになったらしく、第13期に作られた画期的なコーナー「記事人気。」「ただいま準備中」は廃止された。かわりに「萌えっ子プロダクション」「うろおぼえの会」が作られるが、闘技場の影が見え隠れ。
2007/12/04

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